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血圧脈波検査(ABI・ CAVI)のご案内

ABI検査とCAVI検査は、手と足の血圧の比較や脈波の伝わり方を調べることで、動脈硬化の程度を数値として表したものです。この検査を行うことにより下肢に血液を送る動脈の閉塞(末梢動脈疾患)や動脈硬化(血管の老化など)の程度や早期血管障害を検出することができます。

動脈のかたさを表すのが「CAVI」です。動脈にかかる圧力(血圧)が変化したときの動脈のふくらみ具合をみることによって動脈固有の硬さがわかるというものです。動脈硬化症が進んでいるほど、「CAVI」の値は高くなります。  ABI検査(足関節上腕血圧比)は、足首と上腕の血圧を測定し、その比率(足首収縮期血圧÷上腕収縮期血圧)を計算したものです。ABIが0.9以下の場合足までの動脈のどこかに高度の狭窄がある可能性が高いと考えられます。

日本における臨床研究にてCAVIがは喫煙・糖尿病・高血圧などの病気と同じように冠動脈イベント(心筋梗塞などが発症すること)の予測因子であることが示されています( J Atheroscler Thromb. 2016 Feb 1;23(2):155-68.)。

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