止まらない咳、実は心不全かも?なぜ起こるのか原因と対策を専門医が解説
「風邪を引いたわけでもないのに、咳がずっと止まらない」
「横になると咳き込んでしまい、夜もぐっすり眠れない」
このような症状に心当たりはありませんか?実は、その咳の原因は「肺」ではなく「心臓」にあるかもしれません。
名古屋市南区・桜本町駅すぐ「植谷医院」の循環器内科には、長引く咳をきっかけに受診され、心不全が見つかる患者様が多くいらっしゃいます。
この記事では、なぜ心不全で咳が出るのか、そのメカニズムや風邪との違い、そして早期発見のためのサインについて、循環器専門医の視点から分かりやすく解説します。
なぜ心不全で「咳」が出るのか?そのメカニズムを解説
「心臓の病気なのに、なぜ呼吸器の症状である咳が出るの?」と疑問に思う方も多いでしょう。その答えは、心臓のポンプ機能が低下することによって起こる「肺のうっ血」にあります。
心臓と肺の密接な関係
心臓は全身に血液を送るポンプの役割を果たしていますが、その中でも左心室(さしんしつ)という部分は、肺から戻ってきた酸素たっぷりの血液を全身へ送り出しています。
心不全によってこのポンプ機能が低下すると、血液をスムーズに送り出せず、手前の段階である「肺」に血液が渋滞(うっ血)してしまいます。
肺に「水」が漏れ出す
肺の血管で渋滞が起きると、血管内の圧力が高まり、血液中の水分が血管の外(肺胞など)へ漏れ出してしまいます。これが「肺水腫(はいすいしゅ)」に近い状態です。肺に水分が溜まると、それが気道を刺激し、体は異物を追い出そうとして「咳」が出るのです。
風邪とはここが違う!心不全による咳の3つの特徴
心不全による咳は、一般的な風邪や気管支炎による咳とは異なる特徴があります。以下の3つのポイントに当てはまる場合は、早めに循環器内科を受診することをお勧めします。
① 横になると咳がひどくなる(起座呼吸)
心不全による咳の大きな特徴は、「体を横に倒すと苦しくなり、起き上がると少し楽になる」という点です。 横になると下半身の血液が心臓に戻りやすくなり、心臓の負担が増えて肺のうっ血が悪化するためです。「夜、布団に入ると咳が出て眠れない」という方は注意が必要です。
② 夜間に突然激しく咳き込む
日中はそれほどでもないのに、寝静まった夜間に突然、激しい咳や息苦しさで目が覚めることがあります。これは「夜間発作性呼吸困難」と呼ばれる心不全の代表的な症状の一つです。
③ 泡のような、ピンク色の痰が出ることがある
肺のうっ血が深刻になると、痰の中に血液が微量に混じり、ピンク色で泡状(ホイップ状)の痰が出ることがあります。これは心臓からのSOSサインですので、早急な受診が必要です。
咳以外にチェックしたい心不全の初期サイン
咳以外にも、心不全は体の至るところにサインを出します。これらをセットでチェックすることで、早期発見の可能性が高まります。
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階段や坂道での息切れ: 以前は平気だった場所で息が切れる。
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足のむくみ: 靴が急にきつくなった、靴下の跡が消えない、すねを押すとへこんだままになる。
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急激な体重増加: 食べ過ぎていないのに、1週間で2〜3kg増えた(体内の水分貯留によるもの)。
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疲れやすさ: 体がだるく、何をするにも億劫に感じる。
植谷医院での心不全検査と治療体制
「もしかして心不全かも?」と思ったら、まずは専門的な検査が可能な循環器内科を受診してください。植谷医院では、最新の機器を用いて迅速かつ精密な診断を行っています。
当院で行う主な検査
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心臓超音波(エコー)検査: 最新機種「LOGIQ Fortis」を導入。心臓の動きを非常に高画質な映像で観察し、ポンプ機能のわずかな低下も見逃しません。
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迅速血液検査: 心不全の重症度を示す「NT-proBNP」などの数値を院内で測定し、その日のうちに診断・治療方針の決定が可能です。
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胸部レントゲン・心電図: 肺の水の溜まり具合や不整脈の有無を多角的に評価します。
心不全の治療方針
心不全の治療は、心臓の負担を減らし、症状を緩和させて生活の質(QOL)を保つことが中心となります。 当院では最新のガイドラインに基づき、利尿薬や心保護薬の調整、そして減塩などの生活指導を丁寧に行っています。
名古屋市南区・桜本町駅すぐの「植谷医院」へご相談ください
心臓の病気は早期発見・早期治療が何よりも大切です。「ただの咳」と思って放置せず、循環器専門医の診断を受けることで、大きな安心に繋がります。
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循環器専門医による質の高い診療: 基幹病院での豊富な治療経験を地域医療に活かしています。
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桜本町駅すぐ・駐車場完備: 咳や息切れで移動が辛い方でも通いやすい環境を整えています。
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迅速な検査体制: その場で結果がわかる血液検査や最新エコーで、お待たせしない診療を心がけています。
もし少しでも不安を感じたら、まずは当院へご相談ください。私たちは、地域のかかりつけ医として、あなたの健やかな毎日を全力でサポートいたします。
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このコラムの監修者 植谷医院 院長 植谷忠之(うえたに ただゆき) |
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日本内科学会認定医 |
