小児科
小児科とは
生まれてすぐの新生児から、中学生くらいまでを対象とし、外傷以外の全ての疾患を総合的に診る診療科目です。
子どもの病気で、何科にかかるか迷ったら、まず小児科を受診してください。診察の上、必要であれば適切な病院をご紹介いたします。病気以外にも、予防接種、健康診断、育児相談など、かかりつけ医としてお子様の日々の健康管理のお手伝いをいたしております。
小児が重篤な疾患の可能性のある症状
お子様が次のような症状がある場合、重篤な疾患の可能性のあるため早めにご相談ください。
- 6ヶ月以下のお子さんの発熱、生まれてはじめての発熱(※1)
- 意識がはっきりしない、けいれんが続いている場合
- 嘔吐・下痢が数日続いており脱水がひどい場合
- のどの腫れ、痛みが強く、水分やつばが全く飲み込めない場合
- 血便やイチゴジャムのような便がある場合
- 咳や歩いたときにおなかに響くような痛みのある場合
- 痛みを伴う皮疹(皮膚の着色やできもの)がある場合
- 安静にしていても呼吸が苦しそうなとき
- 発熱に伴って目の充血や口や舌が赤くなったり、手足に発疹や腫れの出てきたとき
- 泣き声が弱々しい、抱き上げても反応が乏しいとき
- 皮膚の色が紫色、白っぽいとき
- 舌や唇が乾燥していたり、目が落ち込んでいるとき
- 今回の症状が今まであった同じ症状と比べても強く感じられるとき
- 目がうつろだったりあまり視線が動かないとき
(※1) 38度以上の発熱が1週間以上続くとき、また生後3~4ヶ月以下の赤ちゃんは通常はあまり発熱せず、特に38度以上の発熱がある場合は重症感染症の検査などが必要となるため小児救急のある病院に紹介しています。
受診される前の確認事項
- 痛みのある場所や皮膚の発疹、手足の腫れ、嘔吐など熱以外の症状
- 食事はとれているか、水分はとれているか
- 保育園や幼稚園などまわりで流行している病気はあるか
- 今飲んでいる薬があればその内容
- 薬や食べ物などのアレルギー
- 母子手帳をお持ちください