最大2週間できる長期間ホルター心電図について
新しいホルター心電図を導入しました
- 不整脈や狭心症といった心疾患の診断では、症状がないときの心電図では異常が見られないことが多いためホルター心電図という小型の心電図をつけて日常生活での心電図を記録する方法があります。
- しかしこれまで通常24時間で記録されるホルター心電図では検査中に不整脈が起きず症状の原因となる不整脈を完全に記録できない問題があります。
- 2022年12月より左胸に25gのパッチ型心電図をつけることにより最大14日間の心電図を記録できる新しいホルター心電図が利用できます。
- 防水性があり入浴も可能で患者さんの負担を最小限として長期間の心電図記録を可能としました。
- これにより脳梗塞などの原因となる心房細動の検出や週に数回程度しか発作が起きない動悸の原因の診断に有用と考えられます。