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ホルター心電図検査のご案内

 

ホルター心電図検査とは、日常生活での心電図を随時記録し観察する検査です。例えば、就寝時など来院時の心電図検査では捉えることができなかった日常生活の中で起こる動機、息切れ、胸の痛みなどの症状があった時の心電図はどのような状態かなど長時間(1日~最大14日間)調べる検査です。

ホルター心電図は普通に日常生活を送っていただきながら心電図の変化を記録することができます。

胸部にシール状の電極を数カ所貼り、心電図を記録するための小型の装置を体につけていただきます。装着したらお帰りいただき、いつも通りの生活を送っていただけます。

検査終了までの間はずっと、就寝するときも心電図を記録し続けます。通常は翌日来院していただき、装置を取り外します。

約1週間以内に結果を解析して後日専門医より結果を説明させていただきます。

2022年12月より当院では通常のホルター心電図(24時間の心電図検査)に加えて新たな機種の導入により次のような検査も実施しています。

  1. 最大14日間の長期間ホルター心電図
    • 日常生活にほとんど支障のない小型装置(25g)をつけていただき最大14日間まで心電図を調べる検査です。
    • 発作が週に数回しかない方や、脳梗塞の原因となる心房細動を見つけるのに有用な検査です。
  2. 12誘導ホルター心電図
    • 通常の心電図とおなじ12誘導電極を装着して検査する方法です。
    • 日常生活での心筋虚血(狭心症や心筋梗塞など)の発見に有用な方法です。
    • 通常のホルター心電図より不整脈の原因となっている心臓の場所を特定するのに有益な情報が得られます。

 

 


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