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発熱外来・感染症外来

1. 概要

 

発熱外来とは、発熱や風邪症状のある患者を診療するために設けられた特別な外来です。特に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行をきっかけに、多くの医療機関で設置されるようになりました。

感染症の拡大を防ぐため、通常の外来とは別の診察スペースを用意し、感染対策を徹底しながら診療を行います。

2. 目的

  • 感染症の早期診断・治療
    インフルエンザ、COVID-19、RSウイルスなどの感染症を迅速に診断し、適切な治療を行う。
  • 院内感染の防止
    発熱患者と通常の外来患者を分けることで、病院内での感染拡大を防ぎます。
  • 医療提供体制の維持
    感染症流行期においても、医療機関が適切に機能し続けるようにする。

3. 対象となる患者

発熱外来では、発熱や感染症を疑う症状がある患者を診療します。
具体的な症状としては:

  • 発熱(37.5℃以上)
  • 咳、のどの痛み
  • 鼻水、鼻づまり
  • 倦怠感(強い疲れ)
  • 息苦しさ、呼吸困難
  • 味覚・嗅覚の異常
  • 下痢、嘔吐

特に、高齢者、基礎疾患を持つ人、妊娠中の人は重症化しやすいため、早めの受診が推奨されます。

4. 診療の流れ

発熱外来の診療は、通常の外来と異なり、感染対策が徹底されています。

(1) 事前予約・問診

  • 電話やオンラインで事前予約をお願いします
  • 可能な方はWebから事前問診をお願い申し上げます。
  • 直接受診される場合も電話もしくは入り口インターホンで連絡をお願い申し上げます。
  • 事前に症状を確認し、感染の可能性が高い場合は事前検査を実施します。

(2) 受付・検査

  • 他の患者さんとの接触を避けるため、感染症用診察室・もしくは院外でお待ち頂きます。
  • 必要に応じて、抗原検査・PCR検査を実施します。」

(3) 診察・治療

  • 医師が症状を確認し、必要な検査を実施。
  • 感染症の診断がついた場合、適切な治療が提供される。
  • 重症化リスクが高い場合は、入院や専門病院への紹介も行います。

(4) 会計・薬の処方

  • 当院では院内処方を主に実施します。散剤(粉薬)や一部の薬剤は処方箋を発行します。
  • 自宅療養の指示が出る場合もある。

5. 発熱外来の感染対策

発熱外来では、感染拡大を防ぐために以下の対策が徹底されています。

  • 医療スタッフの感染防護
    • 医師や看護師はマスク、フェイスシールド、防護服を着用します。
  • 患者同士の接触を減らす
    • 診察室、待合室を分離し、患者の動線を管理します。
  • 換気・消毒の徹底
    • 診察後に室内を消毒し、十分な換気を行います。
  • オンライン診療の活用

6. 受診時の注意点

  • 受診前に当院にご連絡ください。当日のWeb予約はできないのでお電話にてご連絡ください。
  • 受診時はマスクを着用し、可能であれば自家用車での受診をお願い申し上げます。
  • Webから事前問診をお願い申し上げます。

7. まとめ

発熱外来は、感染症の診断・治療を行い、院内感染を防ぐために重要な役割を果たす特別な外来です。
感染拡大を防ぐため、受診の際は事前予約や感染対策をお願い申し上げます。

 

【15種類の病原体を診断】ウイルス・細菌核酸多項目同時検出PCR検査機器について

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

インフルエンザ感染症

A群溶血性連鎖球菌(溶連菌)感染症

肺炎クラミジア感染

肺炎マイコプラズマ感染

百日咳菌感染

ヒトライノウイルス(Human Rhinovirus, HRV)感染症

パラインフルエンザウイルス(Human Parainfluenza Virus, HPIV)感染症

RSウイルス感染症

ヒトメタニューモウイルス(Human Metapneumovirus, hMPV)感染症

 

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