むくみ・浮腫 (足の腫れ、手・顔などがむくむ)
[2022.01.10]
むくみ(浮腫)は、組織内の体液の量が過剰になることによって起こります。
一般に足(特に膝から下)に見られることが多く、靴が履きにくくなったり手・足の甲や指が太くなり、押さえると皮膚がへこみ戻りにくくなります。
心臓病・腎臓病・肝疾患・内分泌疾患・栄養障害・静脈血栓症・リンパ性浮腫・アレルギーなどでむくみが生じることもあります。特に以下の症状や状況を認める場合は医師の診察を受けることをおすすめします。
- 動悸・息切れ、呼吸困難を伴う
- 体重の増減が激しい
- むくんでいる箇所が痛いまたは動かしたりおさえたりすると痛い
- 手や顔がむくむ
- まぶた・唇が腫れる
- 長時間バス・飛行機に乗った時、車中泊・避難所生活時に足が腫れる
- 心臓病、腎臓病、肝臓病、癌の治療を受けている
- 足の片方が急に腫れる
足のむくみの多くは長時間立っていたり、座っていることにより血液が足の下の方に分布する(足の静脈にある血液は足の筋肉が歩行などで収縮しないと心臓に戻りにくくなる)ため生じます。このような場合は朝起きたときなどでは改善していて午後になるとむくみが悪化することがよく見られます。
[このような症状で考えられる病気の解説と当院の診療内容です
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- アルコール性肝障害 [2021年12月7日20時03分更新]
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