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家庭での血圧測定

[2024.04.29]
  1. 家庭での血圧測定の必要性
    • 白衣高血圧の特定: 医療機関での血圧測定時に緊張することで血圧が一時的に上昇する「白衣高血圧」を避けるため、家庭での測定が重要です。家庭での測定により、日常生活での真の血圧値を把握することができます。
    • 仮面高血圧の発見: 医療機関での測定値は正常でも、家庭で高い血圧を示す「仮面高血圧」の特定が可能です。これにより、見逃されがちなリスクを評価することができます。
    • 血圧変動の把握: 家庭血圧を定期的に測定することで、血圧の日内変動や日々の変動を詳細に把握することができます。これにより、治療の効果の評価や必要に応じた治療調整が可能になります。
    • 治療効果のモニタリング: 継続的な家庭血圧測定は、治療効果をリアルタイムで評価し、治療計画の調整に役立ちます。
    • 家庭血圧測定の目的
    • 長期的な血圧管理: 家庭での血圧測定により、長期にわたる血圧の管理が可能になり、高血圧による合併症を予防することができます。
    • 患者自身の自己管理能力の向上: 自宅で血圧を測定することで患者自身が自分の健康状態についてより良く理解し、自己管理の意識が高まります。
  2. 血圧測定の回数・時間
    • 測定回数: 朝と夜、それぞれ1日1回以上測定することが推奨されています。朝は起床後に、夜は就寝前に測定するのが一般的です。
    • 測定時間: 朝の測定は、起床してから1時間以内、朝食や薬の服用前に行うと良いでしょう。夜の測定は、就寝前にリラックスした状態で行います。
  3. 血圧計の選び方
    • 自動で上腕(肘のあたり)に巻くタイプの電子血圧計が家庭用としては一般的です。手首型や指型の血圧計は測定誤差が大きいため、推奨されていません。
  4. 血圧測定時の姿勢や注意すべき点
    • 姿勢: 測定時は、背もたれがある椅子に深く腰をかけ、足を床にしっかりとつけ、リラックスした姿勢で座ってください。腕は心臓の高さに保ち、腕のサポートがあるとより精度の高い測定が可能です。
    • 注意点: 測定前には最低5分間は静かに座って体を休めることが推奨されます。測定中は話さず、動かず、リラックスしてください。また、血圧計のカフが適切に装着されていることを確認し、カフの位置が心臓の高さになるように調整します。

 

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