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不整脈

[2021.12.07]
不整脈(ふせいみゃく、英語:Arrhythmia)とは、心拍数やリズムが一定でない状態の事を言う。また心拍や脈拍が整であっても、心電図異常がある場合は臨床的には不整脈である。

心臓はいろいろな部分が順番に規則正しく動くことによりポンプとしての機能を果たしていますが、この速さや規則が乱れることが不整脈です。

通常心拍数は一分間に50~100回程度(50-100 bpm)とされていますが不整脈には脈が速くなって動悸がしたり気分が悪くなる場合(頻脈性不整脈)と逆に脈が遅くなりすぎたり脈の間隔が広がりすぎたり(2秒以上)する場合(徐脈性不整脈)があります。

症状としては動悸や胸の違和感が多いのですが、急に気を失う発作(失神発作)は命に関わる危険な不整脈が原因となっている場合があります。不整脈の種類・重症度・症状に応じてさまざまな治療法があります。

また心房細動という一番多く見られる不整脈では心臓の中に血液のかたまり(血栓)ができ、脳梗塞などを発症して寝たきりになってしまうような合併症の原因になるため、これを予防する薬剤使用します。

症状の強い不整脈やそのままにしておくと心臓の機能に影響するような不整脈に対しては薬物治療や提携病院に依頼してカテーテルアブレーション治療(血管を通して心臓まで細い電線を入れて不整脈の原因となっている部位を焼く治療)を行う場合もあります。

また突然死の原因になるような重大な不整脈の疑いがある場合は詳しく検査をおこない必要があればペースメーカーや植え込み型除細動器といった小さな機械を胸の上部に植えこむ治療を行う場合があります。

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